薄い紙ならではの透けるという特徴を生かし、

透けることで表裏一体となるデザインを制作しました。

Q1）御社のアピールしたいポイントや強みを教えてください。

A1）素材や技術の特徴を生かしながら、デザインを通じて「想いをかたち」にすることを得意としており、今回、カワセ印刷様の薄紙印刷の技術＋耐水耐油紙の質感を生かしたフリーペーパーの製作、また、〈デザインの引き出し27〉（グラフィック社）では、薄紙印刷の「透ける」特徴を生かし、透けることで表裏一体となるデザインをご提案いたしました。

Q2）弊社の包装紙サービスをどこで知りましたか？

A2）知人の紹介です。

Q3）包装紙の印刷や制作について、これまで悩んでいたいこと・気になっていたこと・困っていたことを教えてください。

A3）包むという想いを大切にしながらも、過剰包装にならないようにしながら、新たな付加価値を見出すためにはどうしたら良いかを悩んでいました。

Q4）作った包装紙の用途を教えてください（どんな風に使いましたか？）

A4）使用した用紙：耐水耐油紙：フリーペーパーの制作

読み終わったら捨てられてしまうフリーペーパーではなく、次の用途に使えるよう、

ラッピングペーパーに利用できるフリーペーパーを制作しました。

使用した用紙：純白ロール、トモエリバーマット

〈デザインの引き出し27〉（グラフィック社）でのご提案

「透ける」＝「表裏が一体となる」特徴を生かし、透けることにより完成するデザイン

光にかざしたくなるデザイン

透ける部分と、透けない部分を作ることにより、表裏の表情が変わるデザイン

透けることで色の濃淡を表現するデザインをご提案いたしました。

Q5）使ってみて、最も気にいっている点を教えてください。

A5）耐水耐油紙：少しパリッとした紙の質感、インクの匂い、水に強いという安心感。皺になっても様になる素材であること。両面印刷でも透けにくかったことを利用して、両面使うことができる包装紙になりました。

純白ロール、トモエリバーマット：薄紙印刷の「透ける/光を通す」という特徴は、手に取った人が光を意識することにより、太陽や、照明にかざしたくなるような感覚を得るのではないでしょうか。

薄紙を通った光は、障子から差し込む光のような感じを受け、「和」を表現するのにも良いかもしれません。

Q6）包装紙を新しくしてお客様の反応はどうでしたか？

A6）フリーペーパーとして喜んでいただき、＋αの提案であった店頭でのラッピング紙としての利用は海外からの観光のお客様含め、多くの方に大変喜んでいただけました。

Q7）「もっとこうなったらよいのに」という点やご要望があれば、お聞かせください。

A7）最新の薄紙印刷の技術、薄紙の特徴などの知識を、工場の技術者の方達から学ばせていただき、自分の知っている情報を更新したいです。勉強会などがあるようでしたら、お声掛けいただけますと幸いです。