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2022.09.15

夏の想い出(包装紙編)

土用の丑な包み紙

もう9月というのにまだまだ残暑が続きますが、皆さま元気にお過ごしでしょうか。

そういえば先日の「土用の丑の日」に弊社社長が鰻弁当を社員全員に差し入れてくれました。おかげさまで、精が出て夏を乗り越えることができそうです。社長ありがとうございました!

さてこの「土用の丑の日」に鰻を食べる風習を考えたのは、江戸時代の蘭学者、エレキテル発明で有名な平賀源内だということをご存知でしょうか(諸説有)

天然鰻は冬が旬のため、夏に売れずに悩んでいた鰻屋さんを助けるため、店先に平賀源内が「本日土用丑の日」と看板をかかげ、繁盛させたのがこの風習の始まりだとか。

 今でいうマーケティング力も凄いです源内先生!

差し入れの「日本橋いづもや」さんのうなぎ弁当

『万葉集(巻十六)』には

「石麻呂に われ物申す 夏痩に 良しといふ物そ 鰻取り食せ(石麻呂さんに申し上げたい。)

夏痩せには鰻をとって召し上がりなさい)」と大伴家持が詠んだ和歌があり、約1200年前の奈良時代には、すでに夏バテに鰻が効くといわれていたようです。

  また、鰻の調理法(開き方)も関東と関西で違うとよく言われていますね。

武士が多かった関東では、腹から開くと「切腹」をイメージさせ、縁起が悪いため背開き。商人が多い関西では「腹をわって話す」ことをよしとしたため、腹開きが多いという。後付けっぽいですが面白いですね。

うなぎ弁当の包装紙

こちらの日本橋いづもやさんの包み紙も屋号の部分だけ白抜き(インクがのらない部分)

で、紙の白を活かしたデザインでとても素敵です。「春夏秋冬客不断」と書かれていますね。

「いつもお客様をたやさない」という意でしょうか(違っていたらスミマセン)

鰻のお味もさることながら、心意気が感じられ、なんともカッコいい包み紙ですね。

 残暑が厳しい時は、鰻など精がつく食べ物で乗り越えましょう!

皆さまの無病息災をお祈りいたします。

(文・写真 古長雅行)

オリジナル包装紙製作所では、このような特色ベタの包装紙のデザインや印刷(紙によります)も承っております。

「特色は印刷できない」「ベタ印刷は不可」と断られてお困りのご担当者様は是非お問い合わせください。

■プロフィール 古長雅行

大学では山岳部主将としてマッキンリー登頂を果たした精神力と統率力の持ち主。

現在は、丸みを帯びた風貌でたくさんのファンを持つ制作ディレクター。

お客様のご要望にお応えするため、全力で調査、提案する真面目さをもつ。

エコ検定、CSR検定、自動車整備士の有資格者。趣味はラーメン食べ歩き、建築巡り。