2022.11.16
靴箱に入っているあの紙って意味あるの?
私たちだから気づいた靴に包まれている薄葉紙について
プライベートで履いている靴は皆さま何が多いでしょうか?私は夏限定のサンダル以外では、スニーカーを一番愛用しています。スニーカーに限らず、靴を購入すると必ず箱に入っていますよね?そうです紙が!私もただ紙が入っているだけなら特に気にならなかったのですが…
・・・印刷されている?!
と衝撃を受け、今回のテーマにした次第です。私は靴箱の紙が印刷されているイメージがなかったのですが・・・もしかして普通?(普通なら私の驚きは・・・)。
ここから本題に。タイトルにも書きました「靴箱に入っているあの紙って意味あるの?」という疑問について調べてみました。結論から言いますと
「意味ありまーーーす!!」
ならこの先は読まなくていいか!とせず、ぜひお読みください。
用途としての意味
入っている理由は単純明快なのですが、緩衝材です。靴が包まれている包装紙は、箱内での擦れなどの和らげるために。靴の中に丸めて入っている紙は、型崩れを防止するための紙となります。
また、靴の包装紙で使用されている用紙は『純白ロール』が特に多いようです。たしかに上記で紹介したジョーダン1の紙はおそらく純白ロールだと予想されます(ガーウェンは『グラシンペーパー』ではないかと)。
「もうこれで疑問解決!!」思われてしまったかもしれませんが、ここで新たな疑問が生まれました。
何故に純白ロール?
極端な話もっと安価そうな紙、例えば新聞紙のような紙で良いのでは?
これに対してはちゃんとした理由がありました。
純白ロールである理由
新聞紙は再生紙に分類されるのですが、素材は機械パルプでさらにリグニンという成分が含まれています。木は茶色だと思いますが、この茶色はリグニンによるものです。このリグニンは包んでいるモノの黄ばみの原因になります。内容物を茶色く変色してしまう可能性があるため、高価な靴ではとくに使用されません。安価な革靴などでは丸めて中に灰色の紙が入っていますが、上記と同じ再生紙のため変色の原因となります。早めに取り除きましょう。現在の紙ではないですが、昔の再生紙は酸性紙だっため、発生する酸性ガスが内容物を更に傷める危険もあったそうです。
対して純白ロールは純パルプでリグニン無配合。酸性ではない中性紙。簡単に変色もしませんし、酸で傷める心配もありません。靴などは在庫を抱える場合も多い為、長期保存にも適しています。それなら上質紙でも良さそうですが、独自の風合いと透け感や紙のコシもあるため、上質紙より高級感があります(個人の感想です)。そのため、靴だけではなくワイシャツなどの中紙でもよく使用されており、包装紙でも一番使用されている用紙になります。
高級感を演出するなら・・・
と話をすり替えて、『純白ロール』を紹介しました。折角ならそのまま使用するのではなく、印刷で付加価値をつけてみませんでしょうか。弊社は全力で、そのお手伝いさせていただきます。
他にもどんな用紙が?は以下のリンクから
用紙について | オリジナル包装紙製作所 (tokyo-usugami-p.jp)
気になる価格は?は以下のリンクから
価格について | オリジナル包装紙製作所 (tokyo-usugami-p.jp)
最後までお読みいただきありがとうございます。
文章作成/茂木
■プロフィール 茂木祥兵
大学(新聞学科卒)において、メディアの猛勉強をした経験を活かし、お客様の制作案件にも対応する営業マン。サブカル好きな多趣味で、文章制作能力も高い。
発送関連の知識は社内随一のDM博士。学者のような風貌だが、頼もしくもある弊社のオールドルーキー。CSR検定取得者。