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2025.02.07

「~印刷データが重要な理由を解説!“網点“ってなに?~こえだちゃんとデザインの知識を深めよう11」

みなさま、こんにちは!

わたくしコラムで「印刷データが、、、」と何度も書かせていただいているのですが、なぜこんなにも印刷データに関して取り上げているのか、みなさまにはあまり詳しくご説明していなかったなあ。と思いましたので今回は印刷のしくみと印刷データの重要性についてご説明できたらと思います!

1.網点とは一体なに?

さて、いつかのコラムでオフセット印刷というのは版画に近いことをしていますよーとご説明したかと思いますが、印刷はインキによる点の掛け合わせで色が構成されていることをご存じでしょうか?

いつかのコラムはこちら↓↓↓↓

なにを言っているんだと思われるかと思いますが、本当にそうなのです!!

絵具やマーカーのように用紙に満遍なくベタベタに色を付けているのではなく、4つ点が掛け合わさって色が作られているのです。

そこで、4色(CMYK)の印刷データが大切になってくるのです。

こちら、何の変哲もない印刷物です。

印刷を知らない過去のわたくしでしたら、緑は緑のインキで、オレンジはオレンジのインキで印刷しているのだろうなあと思っていたでしょうが実は違います。

こちらが実際のインキののせ方です。

CMYKの4色での掛け合わせで様々な色が表現されており、よく見ると点がいくつもありますね。

これを「網点」と呼びます。

この4色の網点の大きさや配置で印刷表現がされているわけなのです。

じゃあ「特色」はどうなるの???と思うかもしれませんが、特色の場合がこちらです。

なんと点ではなくなってしまうんですね。

しかもこれが面白いことに、CMYKでの1色はきちんと網点で表現されているのです。

これは特色が100%の濃度(つまりベタ)で印刷しないと見え方がだいぶ変わってきてしまう可能性があるからです。

そもそも、特色というのは元からその色、その明度で作られたインキなので、網点の大きさや配置で色を表現する必要がないんですね。

したがって、網点で表現してしまうと目の錯覚で、色の明度などが異なって見えてしまうので、特色ではあまり網点を使用しないのです。

2.網点と印刷データの関係とスミ文字について

印刷の色ののせ方について少し理解したところで、今度は印刷データの件と絡めてお話ししていこうと思います。

先程見ていただいた網点ですが、CMYKの4色での掛け合わせで様々な色が表現されています。

これが、印刷データの件と大きく関係しており、「CMYKデータをください」「RGBデータにならないように気を付けてください」などの文言は、すべて網点で印刷表現をするために必要な要求だったと言えるのです。

CMYKとRGBについてのコラムはこちら↓↓↓↓

そして印刷データでトラブルが起きやすいのが黒の色表現です。

実は、黒の色の表現方法は主に3つあります。

①スミベタ(K100%)

CMYKのK(黒)1色のみを使用して色の表現をする黒を「スミベタ」または「スミ1(いち)」と呼んでいます。

細かい印刷部分に適しており、主に文字などで使用されています。

逆に、K1色のみで印刷されるので広範囲への印刷には不向きになります。

特に、「ピンホール」と呼ばれる用紙や機械につくゴミの影響で一部分のみ白抜けしてしまうトラブルが発生してしまう可能性があります。

②リッチブラック

CMYKの4色を掛け合わせて作る黒のことです。この4色の比率は基本、Cが40%、Mが40%、Yが40%、Kが100%で構成されています。

リッチブラックは4色掛け合わせて表現されるため、奥行きの深い黒に仕上がる反面、すべてのインキを掛け合わせることから、見当ズレ(印刷の際に版が紙の伸び縮みの影響で位置がずれること)が起こりやすくなります。

したがって、文字などの細かい印刷部分にはとても不向きなので注意が必要です。

③4色ベタ

名前の通りCMYKの4色をそれぞれ100%の比率で掛け合わせる黒のことで、②のリッチブラックよりもさらに濃い表現が可能になります。

ですが、実はこの色表現は印刷会社ではあまり見ることがありません。

その理由には、インキを大量に消費するため乾きが通常よりも遅くなり、納期に影響が出る場合があります。また、乾いていないインキで用紙同士がくっついてしまう可能性もあります。

4色ベタの黒は色が濃いため、裏移りしてしまう可能性も少なくありません。したがって、印刷会社ではあまり推奨されないのです。

印刷データの確認は念入りに。

いかがでしたでしょうか!

今回は印刷の色表現のしくみと印刷データの重要性についてお話してみました。

印刷データを作る際、また、PDFを書き出す際に気を付けないと、理想の色にならなかったり、版ズレをおこして細かい表現が2重や3重になってしまったりとしてしまうわけなのです。

私ども、印刷をする人間はこれからもデータ、データと要求することがあるかもしれませんがどうか耳を塞がず、一緒にご対応してくださいますと幸いです。

(文 藤木 柚稀)

藤木柚稀

見た目は華奢で、通称こえだちゃんと呼ばれるも心は大木(たいぼく)

持ち前の明るさとガッツでお客様をハピネスにする特技を持つ

舞浜で犬も歩けば、こえだに当たるという程のディズニー信奉者

趣味はディズニー、カメラ、楽器演奏、一人旅。

我が社の最年少ニューフェイス