2025.06.12
「薄紙ならおまかせ!『デザインのひきだし55』に取材が掲載されました!」
みなさま、こんにちは!
かわいいデザインには目がないこえだです!
今回は完全番外コラム「薄紙ならおまかせ!『デザインのひきだし55』に取材が掲載されました!」です!!

ななな、なんと!!㈱グラフィック社様が出版している『デザインのひきだし』に平版で薄紙の印刷ができる印刷会社として弊社が掲載されました~!!
過去にも数回、弊社が印刷したサンプルなどを収録させていただいたことはあったのですが
なんと今回は取材に来ていただき、6ページにわたって掲載していただきました!
感謝でいっぱいですね、、、!
それでは早速中身の方を紹介させていただきます!
1.そもそも薄紙ってどこから?
まあ、薄紙と称しても人の感覚によっては厚いと感じたり薄いと感じたり様々だと思います。
JISの規格のうちの「No.6014 薄葉印刷紙」では薄葉紙の坪量(1㎡あたりの紙1枚の重量)は40g/㎡以下(四六で約34㎏)とされています。
ちなみにみなさまがよく手にするであろうコピー用紙なんかは64~68g/㎡程度になります。
弊社で印刷 が可能なのは表裏4色なら最薄で37g/㎡(約32㎏)、表裏2色で30ℊ/㎡(約25㎏)となります。
色数、デザイン次第にはなりますが一般では難しいとされている薄紙の印刷の対応が可能になります!
2.なんで薄紙を印刷するのが難しいの?
薄紙を触ったことがある方なら想像がつくかと思いますが、薄紙というのは結構めくりにくい印象がありますね。
原因は「静電気」です。
基本、紙は静電気が発生しやすいですから紙同士がくっついてしまい、うまく一枚ずつ入っていかないのです。
また、紙は湿気にとても弱いので、どうしても紙が伸びてしまいます。部屋の湿度・温度を調節しないとすぐ紙がダメになってしまうので弊社では湿度や温度の管理は徹底しています!
他にも、インキに関して濃度が高いとどうしても裏抜け(紙の裏側までインクが浸透してしまう状態)がしやすいので印刷機を動かすオペレーターはそういうところも管理しながら印刷をしているのです!
3.実は薄紙で加工もできるんです!
オリジナル包装紙製作所では、基本、化粧断裁という加工(仕上がりサイズに印刷物を断裁する加工)しか行わないのでみなさまにはご紹介ができていなかったのですが、じつは弊社では薄紙を中綴じ、折り加工まで対応が可能です!(薄紙じゃなくても対応可能!)
中綴じというのは、比較的ページ数が少ない冊子を作製するのに適した製本方法になります。
紙を2つに折り、ページが通るように紙を重ねた後、折り目に針金で綴じるのが特徴です。
中綴じなら最薄30ℊ/㎡まで対応が可能になります。
また、市販の飲み薬などを買うと必ず入っているあの添付文書のような小さく折る加工(ミニ折)まで対応が可能です!
弊社には『デザインのひきだし』の編集の方々に「薄紙様」と呼ばれていた折りのプロフェッショナルがいますので安心してお任せください!
4.『デザインのひきだし55』で薄紙の魅力をぜひ、、!
これまで薄紙印刷の難しさについて語ってきましたが、大体こんな感じの内容が『デザインのひきだし55』に掲載されています!
現場の人間だからこその受け答えや弊社の工場の様子なんかが写真などで意外と細かく掲載されていますので気になる方はぜひご覧になってみてはいかがでしょうか?
もしかしたらこえだがこのコラムで語れていないような魅力があったりするかもしれません!
また、過去にも数回掲載されたことがありますので気になる方はこちらもぜひ!!!
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薄紙って魅力的!!
いかがでしたでしょうか?
個人的には「薄紙」はとってもかわいい資材なのですが、みなさまはいかがでしょうか?
意外と目にする場面が多いかと思われますので
日常に潜む「薄紙」を探してみてください!
また、包装資材はもちろん、包装資材以外の印刷も喜んでお受けいたしますので
お気軽にお問合せください!
(文 藤木 柚稀)
藤木柚稀
見た目は華奢で、通称こえだちゃんと呼ばれるも心は大木(たいぼく)
持ち前の明るさとガッツでお客様をハピネスにする特技を持つ
舞浜で犬も歩けば、こえだに当たるという程のディズニー信奉者
趣味はディズニー、カメラ、楽器演奏。
我が社の最年少ニューフェイス