2025.07.18
「紙の厚みって難しい!?~こえだちゃんと紙の知識を深めよう19~」
みなさま、こんにちは!
夏の日差しが暑すぎて日傘とお友達になりかけているこえだです!
みなさま、包装紙を製作するときって、紙の厚み気にしていますか?
包みやすさや透け感、紙の柔らかさなど相当影響しますからサンプル帳などを請求して紙の質感や厚さなどを事前に把握される方も少なくありません。
よく使用されるコート紙なんかはA判で35㎏が一番多い印象です。
、、、、んん?紙の厚みなんだから「㎜」で表すんじゃないの?って思いますよね
こえだもそう思います。
そこで今回は、「紙の厚みって結構シビア!?~こえだちゃんと紙の知識を深めよう19~」です!
わかりづらい紙の厚みについて徹底解説していこうと思います!
1.印刷業界で使用される基本用語を紹介!
先程、お話しした通り紙の厚みを表現する場合は「㎏」や「ℊ/㎡」で表します。
印刷業界では、一度に大量の紙を使用しますから1000枚を基準とした用語が多く存在します。
〇連量(斤量)
連量とは、あるひとつのサイズを1000枚積んだ時の重量のことで、単位は「㎏」で表します。
ひとつのサイズで積んだ場合の重量を表すので、四六判で45㎏だった場合、四六判よりもサイズの小さい菊判は同じ厚みの用紙を1000枚積んだとしても31㎏になります。
基本、紙のサイズについて表記はあるかと思いますがサイズの表記がない場合は基本、四六判での連量を指しています。
重量の数字が大きければ大きいほど紙の厚みは厚くなり、小さいほど薄くなります。
「紙のサイズがわからない!」という方はこちらもどうぞ↓↓↓↓↓↓↓
〇坪量
坪量とは、1㎡あたりの1枚の用紙の重量のことで単位は「g/㎡」で表します。
連量と比較して、坪量は1㎡の用紙という規定があるので連量のように同じ種類、同じ厚みの紙で大きさによって重量が変わるなんてことはありません。
ただ、用紙の種類が異なると紙によって密度が異なりますので同じ坪量でも紙の厚みが同じとは限りません。(同じ大きさでも金属と発泡スチロールでは重量が全く異なるのと同じ要領で考えてみてください!)
こちらも重量の大きさが大きいほど紙の厚みは厚くなり、数字が小さいほど薄くなります。
〇紙厚
紙厚とは、その名の通り紙の厚みを表現する言葉で、主に「㎛」で表します。
「㎛」は1000分の1㎜になります。
例えば、コピー用紙なんかは、大体0.07㎜くらいですから70㎛になります。
と、このように厚みを「㎜」で把握することができます。
でもどうやって調べるの???と思うかもしれないですが紙厚の計測器があるのです!↓↓↓↓↓↓↓↓

2.よく使用される用紙の厚みは?
厚みの単位を頭に入れたところで、弊社が過去に印刷させていただいた包装紙を例に、どの厚みが多いのかを徹底調査してみました!
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いかがでしたでしょうか
いくつか事例をあげてみましたが正直、厚みはとてもシビアな問題で包み方、包みやすさなどに相当影響がでてきてしまいます。
包装紙の製作をお考えの方で厚みにお困りでしたらぜひ、お気軽にお問合せくださいませ!